神様は知っている
『……っ!何ソレ!!』
『………………』
『………っ!あ、あたしだって…もう他に好きな人居るもん!!』
『はいはい……俺疲れたから…また、明日、な…』
『………………』
純平の声が震えているのに気づき。佳奈は黙って純平を帰した
曲がり角を曲がりきって、お互いが見えなくなると。二人はブワッと涙をながした
『……っ佳奈…!』
純平の苦痛な声は、さっきよりも震えている。でも、歩く足を止めたりはしなかった
『純平っ…………』
佳奈は静かに呟き。
グッと拳を握り締めて地面にしゃがみこんだ。
届きはしないけど。
二人が想っている言葉は同じだった
『『…大好きっ……』』