神様は知っている






―――――――――――







「なぁ、佳奈!今日一緒に帰ろうぜ!」


「あ………ごめん。光…今日用事あってさ」



「そっか!じゃぁまたなっ」



「うん…。ばいばい……」







この頃は、受験日目前という大事な時期だった







純平、光、佳奈は仲良しだったから、もちろん同じ受験を受けようとしていた







「純平、じゃぁな!」



「おぉ。またな」






今は放課後で、光は残って勉強している俺と佳奈を残して帰っていった







二人っきりだけど、俺はあんまり気にしないでメガネを掛けて勉強してた




カリカリカリカリ…


鉛筆の音がお互いに聞こえた




「いいよな~光。推薦でもう受かってんだもんな。」



「だよね。頭良い人って特だな~。もっと勉強しとけばよかった」



「な。お前去年の数学何点だった?」



「15。純平は?、」



「…14」






そう答えた途端。佳奈の鉛筆の音が止まる






ちらっと隣を見ると、こっちを見ていた





………む~………





「………何だよ」



「いや?やっぱりバカだな~って」



「たった一点だろ…じゃぁこの前のテストは?」



「88。そっちは?」


「………89…」



「嘘つき」



「………87です…」


「やっぱりバカ。」





バカバカうっせぇな…






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