君の隣で ーセンセイとアタシー
「葵衣くんを信じるよ。これは君たちの問題だ。私が解決出来ないことでもないが…葵衣くんがイヤだろ?だから私は手を出さないから」
談話室から病室に戻りながら先を歩く和真おじさん
確かに俺たちの問題だし、和真おじさんに解決してもらうのは違う気がする
だからこう背中を押してもらえるような言葉が凄く身に沁みる
「和奏は起きたかい?」
病室に戻ると真由美さんが和奏の手を握っていた
俺の顔を見て申し訳なさそうな表情になった
「あ、葵衣さん…さっきはごめんなさいね…少し興奮してて」
「いえ…大丈夫です」