君の隣で ーセンセイとアタシー


「明日は娘を連れて帰りたいのですが…」

「えっ?あ、ええっ、それは大丈夫です。私から学校に説明しておきますので」

「そうしていただければ、明日の午前中の便で帰らせていただきます」

「はっ、はい、次の登校は日程通りでいいですので、しっかりと休ませて下さい」

「はい、本当にこの度は娘がご迷惑をおかけしまして」

「い、いえっ」


学校に電話していた川藤先生が病室に入ると和真おじさんと真由美さんが深々と礼をした


そのビシッとした感じで川藤先生も背筋を伸ばして対応していた


俺は川藤先生の後ろにいたが、大人たちの会話をよそに和奏が目を覚ましてないかとベッドに釘付けだった




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