君の隣で ーセンセイとアタシー


「じゃ、如月先生、頼みます。私はあっちに合流して来ます」

「はい」

「明日はご両親が一緒なので空港まで送ったらこっちに戻ってきて下さい」

「…わかりました」


本当は和奏と一緒に帰りたかった

でも、俺は和奏のクラスの担任でも副担任でもない

今日だって付き添って病院に残るのだって異常なかくらいだ


でも川藤先生は俺を『生徒思いの教師』だと思っているらしく、なんの疑問も持たずに病院を後にした


「川藤先生は戻られたの?」

「はい、明日俺も3人を空港まで送ったら後、あっちに戻ります…」

「そう…本当なら一緒に帰ってもらいたいけど…そうはいかないわよね…」




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