君の隣で ーセンセイとアタシー
続*おまけ?②
葵衣の誓い編
「和奏?」
「うぅん…」
「和奏、朝だよ」
「ふぅん……ぅん…」
俺の身体にすり寄ってくる和奏
一向に起きてくれない
今日はやっと色んなことが落ち着いて和奏と久し振りのデート
少し遠出のつもりでいつもよりも俺が早く起きたのに、和奏はいつもよりお寝坊さんだ
くそ、寝顔可愛すぎるじゃないか
俺はいてもたってもいられずに和奏の唇に自分の唇を重ねた
「ん……ふぁ…」
酸素も求めて少し開いた口内に舌を差し入れてキスを深めた
「んんっ!?」
和奏の身体がびくりと震えると和奏の目が開いた
『えっ?えっ?』
と言っているような目に出会って俺は唇を放した
「っ!はぁ、な、な、あ、」
「おはよう」
「あさ、朝だよ!?」
「んだね、じゃぁ起きようか?」
未だに戸惑っている和奏の手を引いてリビングにつながるドアを開けた