君の隣で ーセンセイとアタシー


先生が起きた!


反射的に手を引っ込めて背中を向けた


「ま、間に合いませんよ!」


そして恥ずかしさを隠してリビングへ逃げ込んだ


先生…気づいてないよね?
ほっぺたに触っていたなんて…


「おはよう、和奏」



5分もしないうちに先生が寝室から出てきてそのままトイレへ


あたしは時計を見た


あぁ…電車に間に合わない、よ


7:30に家を出なきゃいけないのにもう7:20だった

あたしはため息をついて、テーブルに二人分のお味噌汁をついでイスに座って先生を待った


「ごめん、電車間に合わないね。今日は車で送るよ」




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