君の隣で ーセンセイとアタシー


なぜか俺はノックもせずにそろ~っとドアを横に引いて聞き耳をたてた


なんだ俺…ストーカーかよ…



「どう?具合は良くなった?」


「はい、佐山医師のおかげです」


「それはよかった、和奏ちゃんが良ければ明日もするけど?」


「でも…学校が…」


「和真さんにも頼まれてるんだ、和奏ちゃんの不安をなくせるのは僕だけだからって」



“僕だけ”?!


男の言葉にカッと血が昇った

足に力が入ると当然のようにドアがガタッと音を立てた


「誰…?」


やべ…やっちまった…




< 56 / 345 >

この作品をシェア

pagetop