【短編】美少女のあの子
「やだやだやだ!」
後ろを向いて顔を見せないようにしたら手首を掴まれて
逃げるのを止められた。
「やだぁ…」
「はつ美落ち着いて 聞いて」
腰までぎゅっとつかまえられて、逃げられなくなった。
先生が多分、何を言おうか考えてる間に
必死で他のことを考えて涙を引っ込めた。
「もういい。
もう逃げないから離して。」
離された私はイスに座って、先生はベッドに座った。
…あれ
よく考えたら、逃げて掴まえられるなんて醜態
泣き顔と同じレベルなんじゃないのか…!?
うわ、やっちまった!恥ずかしい!
「えーっと、あのですね…
学校で、教育相談をしてる生徒がいまして」
なんて考えていたら、先生の話がやっと始まった。