偽りの代償
ゆいの親に二度と来ないでくれと言われ、俺は病院をあとにした。


それでも俺は何度も病院に通った・・だがそのたびにゆいの親に追い返された。


ゆいの父親からは一度殴られもした。


「娘を傷つけたあとも苦しめて・・君はいったい何の恨みがあるんだ・・二度と近づくな・・・」





俺はゆいの傍にいる資格なんてないことはわかってる・・・


でも・・




そんなときゆいが退院したと看護士に聞いた・・




自宅に行くが予想どうり、門前払いだった。


ゆいは体調は大丈夫なんだろうか・・学校には来れるのか?


もしかして転校とか・・ゆい・・もう一度君に会いたい・・笑顔がみたいよ。


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