黒い天使―私と天使の秘密な関係―




「人のことばかり気にしねぇで自分の仕事しろっつーの!」



村上先輩が自分の席に戻って行く川上さんの背中を見ながら小声でそう言った。


そして……。



「上野もそう思わねぇ?」



と、村上先輩は私に視線を移すとそう言ってきた。



「えっ?あ、まぁ……」



私は俯いてそう返事をした。



「だから40過ぎても独身でお局って言われるんだよ」



村上先輩はそう言ってクスッと笑った。



「上野はあんな風になるなよ」


「はい……」



私は川上さんみたいにはなりたくないな……。


そんなことを思いながら作業を進め、昼休みのチャイムがなったと同時に全ての作業が終了した。




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