後ろの少年だァれ
1時間あるいたかな…。



「なァ…どこまで行くン?」

しびれを切らしたウチゎ

目の前の男に問いかけた。



「………」

「…なんか答えてや」

「…地獄」

「…え!?」

「ふッ…嘘や、もう少しでつくさかい我慢しィ」

「あっ…ぁあ、地獄とかゆうからホンマビクッたゎ」

「…信じる方がアホやん」

「………」



…ほんとムカつく。

最初にカッコいいと

思ったのがアホらしく

なってきた。




















「…ついたで」

「…ここどこや??」

「東中学校の裏山にある小屋や。誰も使ってへんから秘密基地にしたんや〜」

「そんなこと勝手にしてぇえンか?怒られへんの?」

「大丈夫、大丈夫!!さァ入るでェ」

「うっ…うん」





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