社員寮でラブ!
うそだ!あり得ない!

ホントに?


まさか?


それから少しして

ノロノロと動き出した私



「鏡・・・」


証拠って?

キスマークって?


どこに・・・


「これ?」

鏡に映した私の首筋


ポツン!



ひとつだけ


「・・・これ?」



信じらんない!


これって

これって

ただの虫刺されじゃない!


こんなものを壁下さんったら

『証拠』って言ったの?



「デモ、ミエナクモナイヨネ?

キスマーク」



鏡を覗く私の後ろからそんな声



「全然見えません!

どー見たって虫刺されでしょっ!?」



最悪っ!

こんな時に虫刺され


あ~~~~~もう!

虫のバカ~~~~~っ!



それより

「マイク、なんで私のベットにいたのよっ!」



「ゴメン・・・ナサイ。。。

ネボケマシタ。」


素直に謝るマイク


「寝ぼけた・・だと?」


「ハイ・・・ゴメンナサイ。」


「ごめんなさいで済むなら

警察いらないつ~~~~のっ!」



怒りマックス


気づけば

マイクのスネに蹴りをいれ


痛くて屈んだところを

「ク、クルシ・・・」


マイクの首

絞めてた。


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