奇蹟のはじまり
「お腹すいてるでしょ?

少ないけど食べて?」

女の子はなおも警戒して

パンに手をつけようとし

ません。

「ここに置いとくね」

『ドウシテタスケル?ハ

ヤクコロセバイイ!』

女の子の声が追いかけて

来ました。

僕たちは女の子に何も言

わず部隊に戻りました。





『この間は悪かったな』

「何が」

『お役目放免されたとか

言ってさ』

「もう気にしてないよ」

『お前の主人な、この無

意味な戦争終わらせよう

としてるんだよ』

「え?」

僕はを思わず跳び起きま

した。
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