心失恋
私の家は母子家庭だった。最初からいなかった訳ではない。
小3の時に離婚した。
母親と父親の喧嘩が絶えない家だった。
私には3人の兄がいた。
幼少期ものすごく可愛がってもらっていた。
きっと両親より傍にいてくれていた気がする。
けど…
その離婚で家族はバラバラになった。
母親は水商売で知り合った男を家にいれ、私と一番下の兄貴と4人で生活していた。
幼かった私はおじさんが家にいるのを特別に不思議がらずに生活していた。
父親が恋しい年頃だったが離婚というのが詳しくはわからなかったのでただ、別々に暮らすだけだと思っていた。
けど、きっと幼い私ながらに物凄くさみしかったんだと思う。
家に帰ると誰もいない…
風邪をひいても看病してもらえない…
学校であった出来事を聞いてもらえない…
食事は一人で食べる。
こんな現実を受け止めるしかなかった。
次第に親への不信感はつのる一方だった。
そんな私にある日、母親がいった言葉
「お父さんのとこに行けばよかったのよ」
飲み過ぎて帰ってきて言われた一言だった。
その日から母を親として見れなくなった
小3の時に離婚した。
母親と父親の喧嘩が絶えない家だった。
私には3人の兄がいた。
幼少期ものすごく可愛がってもらっていた。
きっと両親より傍にいてくれていた気がする。
けど…
その離婚で家族はバラバラになった。
母親は水商売で知り合った男を家にいれ、私と一番下の兄貴と4人で生活していた。
幼かった私はおじさんが家にいるのを特別に不思議がらずに生活していた。
父親が恋しい年頃だったが離婚というのが詳しくはわからなかったのでただ、別々に暮らすだけだと思っていた。
けど、きっと幼い私ながらに物凄くさみしかったんだと思う。
家に帰ると誰もいない…
風邪をひいても看病してもらえない…
学校であった出来事を聞いてもらえない…
食事は一人で食べる。
こんな現実を受け止めるしかなかった。
次第に親への不信感はつのる一方だった。
そんな私にある日、母親がいった言葉
「お父さんのとこに行けばよかったのよ」
飲み過ぎて帰ってきて言われた一言だった。
その日から母を親として見れなくなった