雪情
【予感の的中ー7】


言った途端に
吹雪出したのは、

天候に
バカにされたようで
あった。







先程
二人でこの辺りを
迷っていたように、
方向が分からない。






「家の方向が分からん!

大久保さん
道分かりますか?!!」






「あ、はい!
分かります!!

じゃあ、
私が先頭に立ちますので
ついて来てください!」






と大久保が先にと
歩いて行った。







「頼みましたぞ!」






田崎は大久保に任せ
後ろについて行った。






しばらく歩くうちに
家の側にある
小屋にと辿り着いた。




ここまで来れば
大丈夫である。






さすがこの辺りには
詳しく、

雪山のプロであると
田崎は感心した。







そう思っていると、

田崎は後ろから
肩を叩かれた。






「刑事さん
頼みがあるんだ!」



小川である。



田崎は振り向き



「何かね!?」






「実は
さゆりの様子を
見てきてほしいんだ!

何か嫌な予感しか
しなくて………!」





あんな死骸の見た後では
仕方がない。







「……分かりました

ワシだけ
様子を見てきましょう!」






小川の頼みを
田崎は引き受けた。





ゆっくりと
川上のいる小屋へと
近付き、

様子を
見てみることにした。





この時、
田崎自身も
妙な胸騒ぎがしていた。






トントントン………





ノックをして
ゆっくりと
ドアを開けてみた。





小屋の中を見てみると、

そこには
川上の姿がなかった……
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