幼なじみなんてッ!〜近くて遠いアイ・ラブ・ユー〜


「好きっ…好きなの―…」



ギュッと強く強く、でもその手は小刻みに震えていて、花音の気持ちが流れ込んでくるようだった……




もう―…無理だ……



ゆっくり花音の唇にキスを落とす



包み込むように、何度も角度を変えながら




ずっとずっと欲しくて堪らなかった……



俺だけを見て欲しくて……


俺のことだけを考えてほしくて……



やっと……



やっと手に入れた………




もう誰にも渡さない……









花音は俺だけのものだ……









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