Painful Love※修正完了※
「私立かぁ……」
家からは通えなくなる。
どの道市立大に通っても拓斗の家からは出てここから通うつもりだったけれど
私立ならこのマンションからも通うのは難しい。
大学近くに新しく家を借りないと……。
――このマンションは売払う?
不思議と、「離れる」事を決意すると次々と出てくる問題。
その問題を淡々と処理することが出来た。
わたしは、頑固だから。
一度決めたら、もう変えない、
変えれない。
「……本当に良かったのか?」
「はい」
寒くなった冬の職員室の中で、先生がわたしに問い掛ける。
決意をしてから数ヶ月。
自分が決めた進路に沿ってわたしは着々と進んでいた。
今日は合格した報告に、
職員室の先生の元へ来た。
無事、あの時薦められた私立大学を合格した報告に。