Painful Love※修正完了※

「……そうか」

「出来ればこれから先ずっと拓斗には内緒にしていて下さい。……もしかしたら、先生に聞きにくるかも」


拓斗の事だから、きっとわたしを探そうとすると思う。


でも、言わないで欲しい。


わたしの事を忘れて欲しいから。

「分かった」

先生は、まだ渋い顔をしていたけれど、そう言ってくれた。


もう自由登校期間で、わたしは大学を受かったから次に学校に来るのは卒業式。


そう思うと、少し寂しい。

拓斗はまだ受験を控えているから学校に登校する。

わたしは、拓斗に一人で集中して勉強したいから、家で勉強する。


と言い訳をした。


拓斗もまさかわたしが願書を提出してないと思ってなくて、


「本当に学校に行かないのか?」

なんて言いながらも学校に通っていた。

でもやっぱり心配してくれる拓斗。

わたしと一緒に勉強する事は無いけれど


同じように学校ではなく家にいてくれる日もあった。

―――拓斗が居ない時に一人で頻繁に外を出歩けば気付かれる。








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