Painful Love※修正完了※

って事はもう、紹介してるのかな。

佐奈子さんの事。

「……やっぱり、思ってた通りの方でした」

「え?」

メニューから顔を上げればニッコリこちらを見ている佐奈子さん。


でも…目が笑っていない。

上辺だけの、笑顔。


わたしが、両親が亡くなってから周りの人に対して使っていたものと同じ笑い方。


「私と時雨さん、似てると思いませんか?」


「似て……?」


いきなりそんな事を言われて佐奈子さんを見つめ返すも、

わたしは似てるとは思えない。


佐奈子さんは、ふんわりしていて女の子って感じで隅々まで完璧って感じ。

私は……ただどんより生きてる、一人で精一杯暮らしてる普通の大学生。





流行に乗ったおしゃれなファッションやネイルをしている今時の他の子に比べれば、

完璧に遅れてる地味な人間だし。


オーラとか、纏っている物からして違うと思う。

身分、的なものが。

置かれている環境が違うと、全く似てないと思う。

「そう、ですかね?」


曖昧に笑うことしかできない。


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