Painful Love※修正完了※

戻ってくるか分からない人を待ち続けるの?

「それって拓斗君がかわいそう」


ただ振り回されてるだけじゃない。


自分から離れてた癖に、きっと困れば戻って来るんでしょう?


「でも、拓斗はかわいそうなんて思ってないよ。俺らも……高校の時の拓斗を知ってる奴は皆あの2人はお似合い、だと思ってるし」


「……そう」


でも、今拓斗君は傷付いているんでしょう?


慰めてあげても良いよね。

人の心なんてきっと簡単に変わってしまうと思うから。

理由は分からないけど、自分から消えてしまって都合良く戻ってきた人を受け入れてあげる必要なんて無いでしょ。


拓斗君、人生、損してるよ。



―――――――――――――


――――――――



「拓斗君おはよっ!あ、もうこんにちはかな……」



「松石さん……」


姿を見つけて走って駆け寄った私に拓斗君は困ったような顔を向ける。


カラオケで秀君からいろいろと聞いた後から、

私はどんどん拓斗君に話し掛けていこうと思って毎日こんな風に傍にいる。



< 145 / 241 >

この作品をシェア

pagetop