Painful Love※修正完了※
目を瞑って寝ている顔にある無数の傷跡は事故の凄まじさを表しているようだった。
ハッ、と隣のおばさんが息を呑んだのも聞こえた。
「……お父さん?お母さん?」
震える体。痺れる腕。
それでもわたしはゆっくりと横たわっている2人に近付いた。
反応は、ない。
触れると、まだ暖かい。
でも、ギュッと手首を握っても脈が感じられなくて。
胸も、上下しない。
呼吸をしていないのは確かだった。
何で……?
息、してないの?
今、意識失ってるだけなんじゃないの……?
寝ているだけなんじゃないの……?
「っつ……なんで……」