Painful Love※修正完了※
全部分かってたんだ。
知ってたんだ。
わたしが眠れていなかったのも、毎日声を押し殺して泣いていたのも。
拓斗はわたしと違って朝早くから学校に行かないといけない。
それなのに夜中にわたしの泣く声で眠れない……なんてなったら。
それに、あの日声を出して泣きすぎたみたいで声を出して泣こうと迄は思わなかった。
嗚咽を堪えて、
お父さん達を思い出しては一人になった孤独を実感して苦しくなる。
涙を流そうと思わなくても、
自然と涙が出てきて止まらなくなるの。
「我慢しなくて良いから。煩いとか思ったりしないから……泣けよ」
いつの間にか私の元へと来ていた拓斗。
ふわっと頭の上に拓斗の手が置かれた。
ベットの奥で壁に寄って背を預けているわたしの斜め前に腰掛けた状態で振り返る形で右手を伸ばしてくれている。