クレイジー★ガールズ~6人の支配者たち~
部屋で整理していると、トルテが苺に話しかけてきた。



(おい、あいつと同じ部屋で大丈夫か?)
<うん。へーき!人間に魔法を超えれる力はないし>
(…いや…あいつは注意しないとかなりヤバイぞ…)

トルテの真剣なしゃべり方に苺は不安になる。

(あいる…何をやってるのかよくわかんねぇけど、そうとう記憶力とか観察力がある。多分IQも高いと思うぜ)
<短時間でよく調べたね!!>
(調べてないぞ…話をしている時にだいたいわかったよ)
<さすがだね、トルテ♪>
(…。後、これが1番注意すべきことなんだが…。オレが「ただのキーホルダーじゃない」と気付くのも時間の問題だと思うぜ)
<…まっさかぁ!!今までトルテのこと気付いた人間なんかいた?気付くとしたらマリア達みたいな人間でないものだよ>
(そうだったらどうする?)
<…クスッどうしようかなー?>
(おい!マリアっ!)
<まあ、今回も大丈夫だって!!>
(ならいいけどな…)


そうして、テレパシーで会話しながら荷物整理を進める苺だった…。


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