クレイジー★ガールズ~6人の支配者たち~
「あっ!!三門覇月ちゃんだよね!?」

「じゃなかったらこの部屋に入ってこねーだろ」

目も合わさずに話しをする覇月。

「そーだよね。私の名前は…」

「飴宮苺だろ?それとも、マリア・キャンディーか?」

「マリア・キャンディーよ!!前の名前では呼んでほしくないんだ♪」

若干、キレ気味で答える苺。

「あっそう。じゃ、オレ、右の個室もらうから」

<何勝手にキレてんの?>
とか思いながらてきとーに返事を返し、個室に向かって歩いていく覇月。

「えっ?個室ってなに?」

「はっ?あー。お前転校生か、この寮は3LDK。和室以外の2部屋が1人1人の個室だ」

苺の質問にめんどくさそうに答える覇月。

「ふーん。じゃ、マリアは左の部屋をもらえる訳だね!!説明ありがとう!!これから、よろしくね!」

「別に」

2人は荷物の整理するため部屋に入っていった。


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