アクアマリンの秘密
最後は…あたしの番。

蒼刃がすっと手を差し出す。



「お前はすぐ落っこちるからな。」

「なっ…あれはたまたまでしょたまたま!!」

「あん時は重かったぜ…。」

「うるさいっ!!」

「もー…喧嘩しないでよっ!!二人とも!!」

「まぁいいじゃん。いい感じに和むしね。」



あたしは…蒼刃に手を引かれてゆっくりとアクアマリンの地に足を下ろした。


その瞬間…















頭の中で何かが弾けた。

パチンと音が鳴って、夥しい数の映像のようなものが頭の中に流れ込んでくる。


これは…?



「…っ…!!」

「星来っ!?」



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