恋~れんごく~獄
今日の美加華はいつもとは違い、カクテルを物凄いペースで飲み続けていた。そしてついにこの女の本音が公表される時が来た。
美加華は、酔った勢いで…
-私と奈津子、一体どっちが好きなの!ねえ、教えてよ真さん!
…私の今制作している絵画、途中から変更を加えたあの男女の絵。題名は「恋人」。解るでしょ?ねえ!-
酒の力を借りてではあっても、潔癖症を乗り越え、恐らく初めての経験であろう、男の胸にしがみついて泣きじゃくる美加華。その時、私はこの女の真の狙いが透けて見えた。そのポイントは、美加華と真さんが21歳、私がまだ未成年の18歳である事だ。
…長いつき合いから、私が自宅ではともかく、こういった公の場所では、未成年という縛りで一応の所、一切お酒を頼まない事を、この女は熟知していたのだ。
当然、お酒を飲む二人と、ジュースですませる私。この時点で私は二人との距離が開いているではないか。
そしてお酒が入った事で高揚し、二人の気持ちを交わしやすくするという、美加華の作戦。
しかし…
美加華は、酔った勢いで…
-私と奈津子、一体どっちが好きなの!ねえ、教えてよ真さん!
…私の今制作している絵画、途中から変更を加えたあの男女の絵。題名は「恋人」。解るでしょ?ねえ!-
酒の力を借りてではあっても、潔癖症を乗り越え、恐らく初めての経験であろう、男の胸にしがみついて泣きじゃくる美加華。その時、私はこの女の真の狙いが透けて見えた。そのポイントは、美加華と真さんが21歳、私がまだ未成年の18歳である事だ。
…長いつき合いから、私が自宅ではともかく、こういった公の場所では、未成年という縛りで一応の所、一切お酒を頼まない事を、この女は熟知していたのだ。
当然、お酒を飲む二人と、ジュースですませる私。この時点で私は二人との距離が開いているではないか。
そしてお酒が入った事で高揚し、二人の気持ちを交わしやすくするという、美加華の作戦。
しかし…