『その声でささやいて』キケンな教師と危ないカンケイ
やっと携帯が鳴らなくなった頃には、早朝のニュース番組が始まっていた。
恐る恐る携帯を開くと電源が切れたのか、画面は真っ暗のままだった。
たとえそれが一時的であったとしても、今の私には安心感を与えてくれた。
着信音が聞こえる度に身体を震わせていた所為なのか、泣いていた所為なのかは分からないけれど、身体中が鉛の様に重く感じる。
寝たい。
寝てしまいたい。
重い身体を引きずって廊下を歩く。
やっと辿り着いたベッドに横になると、すぐに私の意識は深い深い眠りへと落ちていった。