君しかいらない



目が覚めると光輝の姿は無く

一枚の手紙だけ残されていた。



俺が帰るまで待っていて…

俺の最後のお願い。




もしかしたら

彼は

あたしが出て行こうとしていた事に

もう気付いていたのかもしれない。



彼の帰りを待つかどうか悩んだ。


今まで

誰かの顔を見て

ちゃんとさよならをした事がなかったあたし…


彼の目を見て

ちゃんとお別れができるだろうか…



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