君しかいらない
「…どうした?」

「なんでも…ない」

「怖いのか?」

「えっ…?」

「姉さんが…怖いのか?」

「…っ!!」



知也は




気付いているかのような
ニュアンスで



あたしを


真っ直ぐに見つめると



逃げ場の無いあたしの

心を包むように

抱きしめた。



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