君しかいらない
沈黙の食卓。



彼を見れないあたしと

あたしを見れない彼。




「…どうして俺の所に来たの?」

食後、重い沈黙を破ったのは彼だった。


「迷惑…だったよね…?」

「迷惑とかじゃなくて…俺んとこに来た理由が知りたいだけ」


ちょっと冷たい言い方も

以前と変わらず

ぼんやり彼の目を見つめた。


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