君しかいらない



「少し休んだら?」

背中から声をかけてきた知也を振り返って見る事が出来ない。


「休んでるよ。」

「…少し寝たら?っていう意味だけど。」


知也が私のすぐ横に並んで同じように空を見上げた。




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