君しかいらない

暗闇に浮かぶ彼の顔が次第にハッキリ見えた頃

優しすぎる笑顔にハッとした。


「遅くなって…ごめんね。」

「いや、来るって分かってたし…

莉子、少し老けたな。」

「バカ。

知也なんておじさんじゃん。」

「俺なんかお前から見たら出会った頃からおじさんだろ?」


なんだろう…

なんでだろう

気をつかってくれた?


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