君のホームランで、連れてって!!



悠はオドオドしている菜緒を見て、説明を始めた。


「実は・・・・」



・・・・3分経過


「えぇ!?」


菜緒は驚きのあまり拍子抜けしてしまった。


「そんなに驚くなよ・・・」


悠があまりの大きな菜緒の声を聞いて押さえた。


「だって・・・そんなの」

「いいんだよ、菜緒ちゃん♪」


不二が馴れ馴れしく菜緒の手に触れた・・・瞬間


「何触ってんだよ!?」

悠は不二の手首を掴んだ。

「ちょっ・・・悠!! マジごめんって!!」


不二が慌てて修正しようとした。


「てめぇ・・・前から言おうと思ってたんだが」

「何だよ?」

「言ってもいいか?」

「早く言えよ」


悠は、不二の耳元に近づいた。


「不二・・・あのさ」


小声で悠が言った瞬間・・・。



「ストーーーープ!!!」


菜緒が悠と不二の間に乱入した。


2人は驚きのあまり口を結んでしまった。



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