上司なダーリン②
自分に言い聞かせるように言った。
と、その時…
「あっあった〜」
先に見つけたのはたくちんだった。
「えっ?どこどこ?」
私はたくちんの指差す方へ振り返った。
「…………」
車はゆっくりとケーキ屋の前を通り、そして通過した…
「今のはナシだね」
たくちんの言葉に
「うん…そうだね」
小さく答えた。
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