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『……お前はいつか警察と交じって血だらけの殺人事件を解決に導くのが夢だそうだなぁ………ならばお前の望み通り、今ココで殺人事件を起こしてやろう…』
『……やめろぉぉお!!』
『…格子に付いた釘はお前が向き合うべき『もの』だ…。…お前を囲む80本の格子のいずれかはお前を脱出に導く『当たり』の格子…。正解の格子は体当たりしないと外れない仕掛けになっている…。…今までお前が裁いた者の心の痛みを肌で感じ取れ…。そしてお前が求めていた血をたくさん見るがよい…。今夜は出血大サービスだ…!ハハハハハ…!』
『…クソッ…!』
『…制限時間は1分…。…それまでに出ないとこの部屋は即効性の毒ガスでいっぱいになる…!…時間はないぞ…急ぎたまえ…!…では……幸運を祈る……サザザー……』

『…おいっ!!』

スピーカーからの音が途絶えた。




ピーーッ…


格子の先にあるドアに『1:00』と表示された。





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