×


ピッ…
0:59…

ピッ…
0:58…


カウントダウンを始めた。




『…うぉぉおおお!!』
ドアに近い格子に狙いを定めるとそれに向かって体を走らせた……






ピタッ…!


だが格子の寸前で足が止まる。



…恐い……!




突き出ている釘を目の前にすると、恐怖で体が進まない…
手を見ると、自分の体がこうなるのだと考えてしまう…






ピッ…
0:46…





『……うわぁぁあああ!!』
頭や体を叩き、再度気合いを入れ直す…





そして目を閉じ、もう一度試みた…


ピッ…
0:34…



『……わぁぁあああ!』


ズプッ…!



『……ああ゛ぁあぁあ!!!』


格子2本分に体当たりすると、左腕と脇腹に釘が何本も食い込んだ…




だが格子はびくともしない…

ハズレだ……!





『……くっ…!!』


体を反動で釘から抜く…




『…んぐっ…!……ハァ…ハァ…』
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