×



ピッ…
0:28…



タイムリミットが容赦なく迫る…



このままでは間に合わない…!


5本…いや6本ずつ体当たりしていかないと…!




『……ぐぁぁあああ!!!!』
両腕をいっぱい広げて背中から格子にぶつかる…


ズプッ…!
プスッ…!
ズプンッ…!

まるで風船に針を刺すような感触……それに伴って激痛が走った…


格子はどれもハズレだったようだ…



体に大量の釘が刺さったため、なかなか体が抜けない…




『……くぅぅう……クソォォォオオ!!』



ピッ…

0:14…




時間がない…!


ドアとは反対側の格子に正面から当たりにいった…




ピッ…
0:10…


『…ぉおお゛ぉおおお!!!』

ピッ…
0:09…

ピッ…
0:08…

ピッ…
0:07…










プスッ…!!




………………!!!!!!




気づくと額に釘が刺さっていた…





『……あぁぁ…』
一気に力が抜ける…



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