ADULT CHILDREN
お店が終わるのは深夜の1時。


店内が空になった時にはもうクタクタだった。

飲食店のバイトの方が体も使うしきついはずなのに、夜の仕事の方が圧倒的にきつく感じた。



女の子が一斉に更衣室に入りその中に入りずらく、私はフロントで突っ立って待っていた。


「疲れた?」


私が立っている隣に一人の女の人がきて声をかけてきた。


「はい、疲れました」


愛想笑いを見せて答えた。


「私みちる。よろしくね」


「あ、さえ…美帆です」


みちるさんは私のひとつ年上。

金髪のショートヘアで物凄く顔が小さかった。
口元にあるほくろと厚い唇が色っぽく、とても19歳には見えなかった。

他の女の子達が出てきた後、みちるさんと更衣室に入って着替える。


その時、腰全体に龍の入れ墨が入っていて慌てて目を逸らした。


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