ADULT CHILDREN
みちるさんは私を妹のように可愛がってくれた。
怒ると凄く怖かったけど、普段はとても優しいお姉さん。


夜の日はいつもみちるさんと一緒にいるようになっていった。


一ヶ月もしないうちにお店にも慣れ、みちるさん以外の女の子とも仲良くなれた。
オーナーの言う通り、お店の女の子は本当に仲が良く、居心地はとてもいいものだった。


そして入って1ヶ月が過ぎた頃、みちるさんと仕事が終わり、いつも仕事帰りに行くレストランへ行った時の事。


「美帆もレギュラーになりなよ、もったいないってバイトなんて」


みちるさんはバイトからレギュラー、所謂社員のようなものになるよう奨めてきたのだ。



「でもレギュラーって週6ですよね?私お客様もいないし、ノルマとか無理っぽいですよ。それに飲食店のバイトもあるし…」


レギュラーは日曜日以外毎日出勤。
バイトとは違って指名やオーダーのノルマがあり、同伴も強制の日があるのだ。


それが出来なければペナルティーで減給。自分には絶対に無理だと思った。

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