ADULT CHILDREN



修平は大量に薬を飲み、雄太が来た時には意識が朦朧としていてすぐに救急車で運ばれ処置をしてもらい大事には至らなかった。


「お父さんは?一緒にいるの?」



「それが…」



いくら電話しても出ないらしく、メールの返信もないらしい。



「どこに行ってるんだろうね」


「とりあえず俺修平落ち着いたらまた家行ってみる」


「うん、わかった。姉ちゃんも一回そっちに行こうかな…」


「いいよ、安静にしとかないと。また連絡する」



遠く離れた弟に
何もしてやる事の出来ない自分の不甲斐なさで
胸が押し潰されてしまいそうだった。

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