私、変わります!
着いたのは、学校の屋上。

「仲村くん。今日は…」

「俺、もう邪魔なんてしねぇから。前のコト、悪かった」

軽く頭を下げる。

俺なりのけじめだから。

「違うの!!お礼…言いに来たの」

「え?」

俺に、お礼?

「生徒会、一緒に出来てよかった。実は、最初、仲村くんがスキだったんデス!!」

あぁ。何か聞いたコトあるような…。

「仲村くんとあんな風になってから、ずっと考えてたんデス。今、私がこうして彼方といるのは、仲村くんのおかげだから」

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