+大和恋戦+
「もう…やめなよっ…!」
「は?」
兄は意味が分からないような顔をしている。
「あはは♪お兄さんやったね♪」
いきなり目の前に現れたのは
杖を持った少年だった。
「…!」
まさか昨日言っていた
『少年』はこの人…?!
「ねぇお兄さん、あの箱…何か分かる?」
少年も楽しそうに見上げて
兄に質問する。
「なんだ?」
「あれは元の心臓とは違う心臓だよ♪殺戮兵器専用の心臓だから♪」
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