黒蝶‐総長♀×総長♂‐ Ⅰ
「どういう意味だ…?」
「意味?
よく考えれば?」
確か、駐輪場があるのはアッチだったわよね。
その方向に足を進める。
そっちの方向には、倉庫も何もない。
青龍は、まさかの月夜の行動の真相を誰も分かることなく。
ハテナを頭に浮かべながら、月夜をみていた。
フェンスから、下を見ると駐輪場が見えた。
ビンゴみたいだ。
後ろを振り返ると、意味がまだ分からないのか首を傾げる青龍。
「逃げ道は、1つじゃねぇんだぜ?」
私はニヤリと笑うと、フェンスに足をかけてフェンスを飛び越えた。
「「「なっ…!!?」」」
「なっ、にしてんだ!
危ねぇだろーが!」
慌てる青龍を横目に、私は、
…―――――――飛び降りた。