バトルロワイヤル
《首輪のハッキングをすることが成功した。首輪の赤いランプか消えて外れた。やり方はワイヤレスをつなげてコード入力するだけだ。コードは“PM310”だ。》そうスクリーン内のメールには書かれていた。
「……なんか嘘臭くねぇか?」オレが言うと大野はそのメールの添付をクリックした。
「このメィルにはもぅ1つ動画が添付されてたのよ…。」紙本はスクリーンをじっと見つめて言った。
(カチカチッ…)大野は添付ファイルをクリックした。
そこには首輪にケーブルをつなげて解除に成功する白人の姿が映っていた。
「ほら、ここの部分にケーブルをつなげてコードを入力するのよ!!」紙本はスクリーンに映る首輪に棒をさして言った。
「…でもなんで首輪にそんなわざわざケーブルをつなぐところが存在するんだよ?」児玉は手を挙げて言った。
オレもなぜそんなハッキングの可能性を作るのか気になった。
「…それはこの首輪にハッキングするためじゃなくて、最初にセンサー反応のデータを入れるためにあったのよ。」
「センサー反応?」
「学校の外に出れば爆発することよ!だからデータを入れることができるなら抜くこともできるでしょ!!」
「…なるほど。」
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