バトルロワイヤル
「どういうことや!?」矢田はオレの顔を覗き込んできた。
「これはオレの案やけど、たしか矢田と和良も体育館の時にいたやんな?」オレは2人に言った。
「う、うん。」
「おぅ。」矢田と和良はは答えた。
「じゃあオレはな、あそこにいた白城と河村を優勝させる……詳しくは、優勝させたいねん!このまま白城がバスケできひんかったら可愛そうと思うやろ!?」オレは言った。
「そうやけどそんなんできひんやろ?男女が残り2人になった時点でこのゲームは終わりやで?」矢田は言った。
「そうやん。やっちんの言う通りやで!」和良は続けた。
やっちんとは矢田のことだ。
「だから明日は16人の首輪を外して残り2人男子と2人女子を確保する。」オレは言った。
「…そっか。そうすればゲームはまだ1日を置いて過ごすことができる!」和良は納得した。
「あぁ。そこで最終日のトラックに乗り込めばチェックメイトだ…。その日は理科部とP研、そしてオレと児玉の18人で政府の元に行って首輪を外したやつらは全て逃がすことにする。」オレは考えている全ての計画をとりあえず、2人に言った。
その後全員に話し、実行することになった。
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