バトルロワイヤル

ここからはオレ達の手で…

「カチャ…?」
オレは1人で部屋に入ってきた軍人の頭に銃を突き付けた。
オレと真弓はRANルーム前の廊下にあるロッカーの中から出てきた。
「オレ達はお前の言いなりにはならない…」
(パァン…)
(ごめんな児玉…お前の最後のお願い聞いてやれねぇわ…)

20分後…
「おい、島崎のやつ遅くねぇか?」
グラウンドでは他の軍人達が1人の軍人の帰りを待っていた。
「さぁな、まだ見つかってねぇのかもしれねぇな。オレ達で捜しに行ってみようぜ。」
グラウンドに来ていた残りの軍人3人は校舎の中に入っていった。
「…そう言えば十三の本部がやられたらしいけどそこを襲ったのって…」
「あぁ。ここの生徒らしい。どうやって都島から十三まで無事に行けたのかわからんけどな。」
そんな児玉の会話をしながら理科室の前についた。
(ガラガラ…)
「なんだ、真っ暗じゃねぇか…」軍人が扉を開けると中は電気なしの暗やみだった。
「とりあえず電気つけないと、」
(プチプチプチッ…)
軍人達は電気をつける前に何か粒状のものを踏んだ。
「今何踏んだんや!?まぁええわ!」
(カチッ)
男は電気のスイッチを押した…
《ドォオォォォオン…》
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