バトルロワイヤル
「ふぅ…あった…」
オレ達は運動場に出て真ん中で止まっているヘリコプターを見つけた。
「あっ、山川さん!!」
オレと真弓が外に出たときちょうど大野も運動場についた。
(ガチャ)
「大野、ヘリのトランシーバーの使い方わかるか?」
オレはヘリの扉を開けて中をみた。
「…ちょっとやってみます…」
「あぁ。つながったらすぐにオレに貸してくれ…」
(カチャカチャ…)
大野はいろんなボタンを押したりしていろいろと進めていった。
〈…プププ…〉
「山川さん、繋がりました!!」
トランシーバーは基地に繋がったようだ。
「よぉやった!!貸してくれ…」
〈…プププ…こちら豊中本部基地だ107号は確か岬班だったな…〉
「悪ィなぁオレ達は残念ながら岬班じゃないんだよ…山川班はただいまより岬班のヘリを占領した…。今すぐ本部の頭連れてきてバトルロワイヤルをやめさせろ!!」オレはトランシーバーに叫んだ。
〈……はっ?占領って?〉
まだ向こうは信じてないようだ。
「お前達が都島第五中に寄せた部隊は末梢した。まだオレ達は生きてる…」
〈まさか都島第五中って…〉
「今話題になってる中学校だぜ…」
< 333 / 358 >

この作品をシェア

pagetop