バトルロワイヤル
「そこまでして生き残りたいやつなんかどの道死ぬのよ!!」真弓がこんなことを言うことは今までになかった。
悲しみ以上に悔しさと憎しみが強かったのだろう。
「………」オレ達は何も言えなかった。
(ガチャン)「じゃあ………」児玉が最後の引き金をひいた。
「や、やめてぇえぇえ!!」有川は叫んだ。児玉の動きが止まった。
「何してんのよ!」真弓は児玉の銃を奪った。
(バァン)真弓は有川の頭を貫いた。
「きゃあぁあぁあ!!」畑中は叫んだ。
(オイ………真弓…?)
「もうウチは慣れてきたんや!!最初に言ったやろ?いつかは誰かを殺すって!だから………」
(パァン)児玉は真弓の頬をたたいた。
「真弓…落ち着け…。」児玉は真弓の頭に大きな手をのせた。
「ハァ…ハァ…ハァ…」真弓は動揺していた。
「よくも瑞希を殺ってくれたね………」
「さ…おり…?」
「殺してやるから!!」畑中はカーテンのそばからベットの下にもぐりこんだ。
(ガチャチャン)大量の武器がベットの下からでできた。
「これでお前を殺してやる!!」畑中は気が狂っていた。
「ごめんなさい!」
「……もう遅い…」
(バァァン)
保健室に銃声が響いた…
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