バトルロワイヤル
「徳光って呼んでくれ!」
オレ達はホッとした。
「あ、あぁ。それよりここで理科部は何してるんや?」オレは聞いた。
「武器を作ってるんだ!!」徳光の眼鏡が光った。
「武器!?刀とかか!?」
「ハハッ、違うよ!……前田!」徳光は理科部の前田に何かを持ってこさせた
「徳光さん、これ!」前田は徳光に何かを渡した。
「ホラこれだ!」徳光はその例の物を見せた。
「…何これ?」健太は眉毛をよせた
「ダイナマイトさっ!もう100個近く作った。それともう1つ…」徳光は緑色のビンを取り出した。
「これは…?」
「火炎ビンだ!」見るとビンの先の方には油をひたした紙がついていた。
「ここに火を点けてなげつければ、中に入ってるろうが……」ここから徳光の科学の説明が始まった。
もちろんオレ達にはわかるはずがない。
「……とゆうことや!」やっと徳光の説明が終わった。
「お、おう!」適当な返事をしてしまった。
「そうや!お前らこれいるか?」徳光はダイナマイトを指して言った。
「いいんか?」児玉は申し訳なさそうに言った。
「100個もありゃ5個くらい大丈夫!火炎ビンは20個くらいしかないから2個しかアカンで!」
「ありがとう!」
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